PoohSunny's blog

生きるために食べるのか、食べるために生きるのか。

ラーニングピラミッドの数字の根拠は定かではないらしい。

Geminiと話をしていたら、ラーニングピラミッドは科学的には取り扱い注意って話が出てきた。

ラーニングピラミッドといえば、よく出てくる図で有名(引用元

https://career-ed-lab.mynavi.jp/wp-content/uploads/2018/02/learning_pyramid-1.jpg

なのだけど、このパーセンテージの部分は根拠となるものはないらしい(誰か知ってる人がいたら教えて下さい)。

ただし、「能動的な学習は効果があるよ(アクティブ・ラーニング)」というのはTrueだそうで、体感にもマッチする。

  • 誰かに教えることを期待して学ぶと、学習の質が上がる(プロテジェ効果)
  • 「覚え直す(再読)」よりも「思い出す(想起)」方が記憶に残る(テスト効果 (The Testing Effect) / 想起練習 (Retrieval Practice))
  • 単なる事実に対して「なぜ?」と問い、既存の知識と結びつける(精緻化質問 (Elaborative Interrogation)

AIによってコーディングスキル習得の仕方も工夫が必要になってきてるとされるけど、コーディングに限らず学習全般で言えることだと思っていて、能動的学習や反転学習を研修とかでも入れていきたい。

比較はできない。特に人のことは。

年末に、自分の人生設計に聞かれたときにこんな返しをした。

  • 自分の場合は、早く子どもが欲しかった
    • 子ども好きだった
    • 当時の社会人の中年めの先輩達が、仕事の後悔よりも、子どもともっと関わればよかったという後悔を多めに聞いていた
    • 仕事をする中で、早く子どもがいる生活を作って、それを制約にしたほうがいいと思った
      • のめり込む性格なので、そういう性格がないと無限に仕事して、可処分時間が減ったときにストレスをためてしまうとおもった

今のところの状況としては、上記の判断には満足している。

ただ、これが正しかったか、というより他の人にも受け入れられるハックか、というとわからない。

  • そもそも自分が思いっきり仕事をしていたほうが、仕事としてより成功者(年収があがる、役職が上がる、何かを成し遂げる、その他社会的な何かを得る)になったかもしれない。
  • 逆に、思いっきり仕事をしたことによって燃え尽きたかもしれない(実際に体を壊したこともあるわけで、不可逆的にリタイアする可能性もある)
  • 他の人についても、コンテキストが違うのでアテにならない。

って考えると、やっぱり特に人とのことを比較するのは意味がない。

少なくとも、自分として納得できる意思決定はしたほうが良いのだけど、結局は全て運に基づく結果論だよなぁとも思う。

自分があんまり自分がこうやったみたいなものを若手に伝えるのを嫌う(自分が正しいと思えない)のは、こういうところに理由があるのかもしれない。

ただ一方、だからこそ自分のコンテキスト込みで伝えていかないと、そのナラティブに乗るかどうかも判断できないよなぁ、とも思う。のでそういうのは積極的に伝えるようにしていきたい。わりかし仕事でも今後そういうことが求められていくような気もしているので、やっていきたいところ。

引き継ぎの苦痛にペアプロで立ち向かう

はじめに

これは「子育てエンジニアAdvent Calendar 2023」 9日目の記事です。

adventar.org

引き継ぎの苦痛を考える

育児する上で、夫婦で協力する場面は多いと思います。今回はそんな中で自分的に難しいと思っている引き継ぎの苦痛について話します。

コンテキスト

私の持ってたコンテキストはここに記載があります。

speakerdeck.com

ざっくりと - 子ども二人、愛犬が3匹 - 妻の1年のアメリカ出張に伴い、その間の家事、育児を担当 - 家事スキルがアップしたことにより、妻の出張後も基本的に家事を担当

です。

チームワークが活かしきれない

一人で家事をしていたところから、二人になって本来的にはパワーアップしているはずなのに、なかなか活かせずにいました。 その原因は引き継ぎに伴う苦痛です。

例えば下記の状況を考えます。

  • 疲れたり酔っ払ったりして、洗い物をできずに寝落ちしてしまった
  • シンクに残っている洗い物は下記の通り
    • 鍋(小)
    • 鍋(大)
    • ご飯茶碗(4人分)
    • 味噌汁のお椀(4人分)
    • 大皿
    • 調理器具(おたま、包丁 x 2、 菜箸)
  • 食洗機があるが、全ての洗い物は一度には入らない
  • あ、洗濯機もかけ忘れていた
    • 洗濯物はうずたかく積もっており、何が洗濯かごに入っているのかは不明

この状況において、パートナーがフォローしてくれる目的で手伝ってくれようとした時、どのように行動したらいいかは自明ではありません。 暗黙的なコンテキストがしこたまあるからです。

ここに存在している暗黙のコンテキストは下記のものです。

  • 明日は学校だから、もし洗濯物に学校の制服が入っているのであれば必ずそれを洗わなければいけない
    • 割烹着や体操着などが不規則に混じることもあるので、その場合は本当に最優先
      • もし割烹着が入っていた場合はアイロンかけも必要。明日の起床時間を早める必要がある
  • 朝食は基本的に親はバターコーヒ。なので親の茶碗などは後回しでOK
  • 明日はパンを買ってないがご飯の冷凍は残っている。なので茶碗は洗う必要がある
    • そうなると、汁物は味噌汁になるのでお椀も洗う必要あり
    • そうなると野菜切るから包丁も入れないといけない
    • 子ども二人分の味噌汁を作るために鍋(小)も同じロットで洗う必要あり
      • それに依存してお玉も必要。菜箸は他のセットがあるので洗わなくても平気
  • あ、2本あるうちの一本の包丁は果物用で鋼なので、食洗機かけるんじゃなくて手洗いしないと錆びちゃう

これらを理解していないと、次工程をスムーズにする行動をとることができません。普通に無理ゲーかと思います。

ちなみにですが、時折SNS上でパートナーが家事を手伝おうとしても足手まといといったコメントを見ることがあるのですが、それは夫婦どちらも問題がなく、ただこの暗黙のコンテキストが多すぎることが原因かと思います。

トライしていたこと

この悩みをママ友に相談してみたところ「料理するときに一緒にキッチンに二人で立ったほうがいいよ。何もしなくても」というアドバイスをもらいました。

これ、つまりペアプロしましょう、ということだと認識しています。 ペアプロだと最初は頻繁にペアを交代することが成功の秘訣だったりしますが、そのさらに手前にまずは一緒に場を共有するというのがあると思います。 結果、その行動の中に暗に含まれているコンテキストが、暗黙知としてそのままトランスファーできることに気がつきました。

結果として、今はだいぶ暗黙的なコンテキストが減り、ずいぶん油断して寝落ちするようになりました。妻には本当に感謝しています。

まとめ

暗黙知の多い業務を、ペアプロを用いて改善を試みている、というお話でした。

みなさんの知見もぜひ知りたいのでもし何かアイデアがあれば教えていただければ喜びます!