JJUG CCC Fall 2017でしゃべってきた。
というわけで@shimashima35さんとSelenideとGebの話をしゃべってきました。
当日のスライド
思い
今まで登壇するときは、Geb推しでGebの良さを語ることが多かったです。その場合もコンテクスト大事、というのは気をつけて発表していたつもりだったのですが、最近自分の周りで必ずしも幸せなツールチョイスをしていない場合があるかも、というのを気にしていました。
というわけで、今回はそういうツール選びで悩んでいる人に寄り添える形のセッションにしようと考えました。
結果、特定のツールを強く推すの色を薄めにして、 @shimashima35さんとタッグを組んだ対話型にすることで、複数のツールのスイートスポットがどんなところにあるのか、というのを細かいコンテクスト含め明らかにするのを目指したセッションにしました。
それがどういう結果になったのかはわかりませんので、参加してくださった方はぜひアンケートでフィードバックいただければと思います。
最後に
JJUG CCCでの登壇は2度目でしたが、しゃべることでむしろ元気をもらえる良いイベントだと思います。
参加してくださったみなさん、スタッフのみなさん、ありがとうございました。
Scrumは、おバカさんでも、うまくいく
私はScrum好きです。でもなぜScrumなぜ好きなの?っていうとタイトルの通りです。
どういうことか。
まずはこれを見てみてください。Scrum生みの親 Ken Schwaberのプレゼンテーションです。 最初は認定スクラムマスター研修でみた気がするのですが、以来時々みています。 13分33秒くらいからが好きなところ。
14:22くらいからを特に話題にしたいので、雑に日本語にします。
スクラムはおバカさんともうまくいきます。 おバカさんを集めグループを作ったとしましょう。 コンピュータサイエンスやソフトウェアエンジニアリングの技術を学んだことはないでしょう。 お互いを嫌っていて、ビジネスドメインを理解せずツールも使い慣れない。 そうすれば毎インクリメントで「ゴミ」ができます!(会場笑い)
こんな感じ。でもこの後がとても興味深いです。
これは良いことです! あなたは毎スプリントの終わりに、自分たちがどこにいるのかを知りたかったはず。 (中略) 透明性です。つまり全ての人が、今どこにいるのかをいつも知っている、という状態です。
そっか。これが透明性の確保ということなのか、というのが最初にみたときの感想でした。 最終的には価値を出すのにコミットするためですが、そのための方法として検査、適応、透明性を確保する。この無理のない感じが好きです。 以来、これがScrumを導入しようとするときの私の一番のモチベーションになっています。
おまけ:心理的安全性の確保
透明性を実現しようとすると、とっても大きなマインドチェンジが必要になると経験上思っています。 それは、「うまくいかなかったことでも積極的に明らかにしていく」ということです。
誰だって失敗談をせっせと話すのとか、うまくいかなかったこと、苦しかったことを共有するのは心理的にも辛いと思うんです。
でも、それをすることでチームの現在地がわかる、なので安心して共有していきましょ! という空気作りするのがとても大事ですし、導入時はそこに気を遣っています。今だと心理的安全性の確保とも言えるかもしれません。
透明化して安心して改善していける強いチーム作っていきましょう。
Rakuten Technology Conference 2017 に参加してきた。 #rtech_unconf
行ってきたので参加レポートです。
Mob Programming at Hunter Industries
Agile2017でお会いして、ランチタイムに色々とお話させていただいたChrisさんのセッションを聞きに行きました。
Attending #mobprogramming session by @ChristophLucian #rtech_unconf pic.twitter.com/oa6eQoMiuT
— Yotaro TAKAHASHI (@PoohSunny) 2017年10月28日
前日のこれに参加予定だったのですが、急遽仕事で行けなくなってしまって哀れな気分だったので、久々にお会いできて嬉しかった。
メモと気づき
- ScrumじゃなくてKanban利用。
- やっぱりそうよね。
- 自分がその時学びがない、もしくは貢献できないのであれば別なモブに移動。
- 複数モブやってるとこれができるね。Hunterは面接時もモブプロするらしいので、文化情勢はそこでしているそう。
- "Slowly moving forward but never stop."
- もともと4人のシニアエンジニアがいてその人たちにAsk for helpしていた。
- モブやってると、数人で一台のコンピューターだからお金かけられる。それを利用して複数のIDEを入れてる。ドライバーが変わればIDEやキーバーインドの設定を変える。モブタイマーが自動的に切り替えてくれる。
- いつでもマスターにpush
- 見積もらないから実装する時間がいっぱいある。
- noestimates との合わせ技。この辺はやっぱりHunterを見学して見たいと強く思うポイント。
- consistent progressを大事にしていて、プロダクトの持続的成長がポイント。予算があってのプロジェクト型ではない。
- ドキュメンティングは色々難しいけど、ベストなのはAutomated Scriptになって「動く」こと
Chrisさんありがとうございました!
with @ChristophLucian #rtech_unconf pic.twitter.com/zcfFfKNHWK
— Yotaro TAKAHASHI (@PoohSunny) 2017年10月28日
Tech Family Park / テックファミリーパーク
今回は人生初の家族連れ参加だったので、私がChrisのセッションを聞いている間に嫁子どもはテックファミリーパークに行ってました。
CoderDojo Futakotamagawa (CoderDojo 二子玉川)さんのコーナーでずっとレゴにプログラミングして遊ばせてもらっていたようです。
自分が実行ボタンを押したものがその通り動くのが面白かったのか、ただ箸が転げてもおかしい年頃だからなのか、動くレゴをみて子どもたちがゲラゲラ笑っていて私もとても嬉しかったです。 1時間以上滞在してスタッフのみなさんすいませんという感じだったのですが、最後の方は動かすステップ数も増えていて、短時間でも随分成長するなぁ子どもの楽しむってことと、成長のスピードってすごいなぁと改めて感じました。
スタッフのみなさん、長時間遊んでいただきありがとうございました!!
ランチ
ゴチになりましたぁ!!!
ランチの内容だけでなく、スタッフの方の動きにも嫁が感動しておりました。 子どもの分も含めちょっと重いトレイを運んで席探ししようとしていたら、親切なスタッフの方がトレイを持ってくれて、空き席までご案内いただいていました。 子連れランチは大抵地獄なのですが、お心遣いいただいたおかげで随分スムーズでした。ありがとうございました。
全体を通して
子どもの機嫌の関係であまり長居はできなかったのですが、会いたい方には会えたし、スタッフの方にもとてもよくしていただいたので大満足でした。
家族でのカンファレンス参加も新鮮で、自分の人生の中で一つの目標にしてたのですが、こんなに早くかなって幸せです。(子どもが小学生過ぎないと厳しいかなと思ってました。)
お会いしたみなさん、スタッフのみなさん、ありがとうございました!!